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魚・しろたまり@拉麺5510・江東区大島

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Photos: 魚・しろたまり@拉麺5510・江東区大島

Photos: 博多とんこつ@らぅめんの善栄・江東区菊川 Photos: 和風らーめん@金子・江東区木場

拉麺5510(ゴーゴーイチマル)
  江東区大島5-5-10

 以前から気になっていたお店に、散歩がてらにようやく訪れることができた。L字型のカウンターに囲まれた厨房には、中年と呼ぶにはまだ早い感じの店主さんが1人で営業していた。バラエティーに富んだメニュー構成の中から、他店ではまず見かけないかなり珍しい標記をお願いした。770円。
 麺はストレートの中細。麺肌はツルンとしていて、噛むとムギュッとした反発を感じた後にシコシコとした食感が遅れてやってくる。加水率は高そうで、中細麺でこの食感は好みが分かれるかもしれないが自分的には歓迎できる。一部メニューには自家製麺や三河屋製麺の麺が使われているようだが、本メニューの説明には「細麺」とあるのみで正体は不明だった。スープは、説明書きによればホタテ、サバ、ムロアジに愛知三河産しろたまり、イタリア産岩塩を使っているとのこと。このほかにも羅臼昆布も加えて出汁を引いているようだが、明記されていないということは動物系は不使用か。それでも節系由来のイノシン酸、ホタテのコハク酸、コンブのグルタミン酸などの複数の旨味成分の相乗効果で、上品ながらも十分な旨味が感じられる。また、普通の醤油と違って大豆を使っていないので醤油とは名乗れないが、愛知県特産の小麦だけを醸造して作る白たまりも、塩気だけではなく旨味と特有の軽い風味が味のポイントとなっている上、適量が浮く香味油がスープにコクを与えている。確かに、動物由来の濃い旨味がないため、ふと旨味が途切れるような感覚を覚えることがあるものの、これはこれで十分に美味しく全く不満はない。具材のチャーシューはやや厚めにスライスされたバラ肉で、硬さが少しあるものの旨味は強く、噛んでいるうちに肉の美味しさが堪能できる。メンマは薄味で発酵臭もほとんどなく、柔らかな食感の中に繊維質を感じる仕上がりだった。海苔は上質のもののようで、スープに浸っても溶けることはなく、また、スープをまとっても海苔特有の風味をしっかりと感じられた。ユニークなのはナルト代わりの焼麩。北東北では麩が載るラーメンはそれほど珍しくないので、昔住んでた秋田や岩手を思い出した。
 場所柄、もう少しやんちゃな一杯を想像していたが、良い意味で見事に裏切られた。自分的にはアプローチが中途半端で少し行きづらいが、これからは折を見つけて色々味わってみたいと思わせてくれた。

・お気に入り度:○+

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